歯科口腔外科|梶が谷で歯科をお探しの方はにこにこ歯科・小児歯科まで

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梶が谷・にこにこ歯科・小児歯科
診療時間
10:00~13:30
15:00~18:30

休診日:木曜・日曜・祝日  ★:土曜午後 14:30〜16:00

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歯科口腔外科では、
さまざまなお口のお悩みに対応いたします。

次のような症状はありませんか?
当院までご相談ください

  • 親知らずが痛む
  • 口を開けにくい
  • 顎がカクカクと音が鳴る
  • 舌がしびれている
  • 口の中が渇く
  • お口とその周辺にケガをした
  • 口内炎が長い間治らない
梶が谷・にこにこ歯科・小児歯科

歯科口腔外科とは?

歯科口腔外科では、歯と歯ぐきのほか、顎、舌、お口の中の粘膜など、お口に関係するさまざまな症状を診療しています。歯科口腔外科を担当する歯科医師は、全身疾患についての知識を持って診療にあたりますので、持病がある方も安心して治療を受けることができます。
お口に関係する疾患は、そのままにしておくと全身の健康状態にも悪い影響を与えることがあります。少しでも気になることがあれば、早めの受診・治療を受けましょう。

顎に起こる病気と症状

顎はいろいろなことが原因でトラブルが発生しやすい部位です。
最も多いのは交通事故や転倒など、外部から大きな力が加わるケガです。次に顎関節症、顎関節脱臼など普段の生活の中で発症する病気が続きます。
原因が先天的か後天的か、歯科医師でないと判断が難しい「顎変形症」という病気もあり、治療法もそれぞれ異なります。
当院ではさまざまなトラブルや症状も、丁寧な問診と精密な検査で原因を追究し、根本的な治療を行います。

顎関節症

  • 顎が痛む
  • 顎からカクカクと音がする
  • 口を大きく開けられない など

顎の関節に何らかの異常が起き、発症する病気です。
日頃の生活習慣やストレス、外傷などその原因はさまざまです。まずは原因を追究し、生活習慣の改善やかみ合わせの調整、マウスピースの装着などで症状を緩和していきます。重症の場合、外科手術が必要になることもあるため、顎に違和感を覚えたらすぐに受診することをおすすめします。

顎変形症

  • 食べ物を噛みにくい
  • 話しづらい
  • 関節が痛い
  • 出っ歯や受け口をどうにかしたい など

出っ歯や受け口の状態が顎に大きな負担をかけ、歯科矯正でも状態の改善が期待できない場合は、顎変形症と診断されます。
顎の発達異常によって発症する顎変形症は先天性のものと、後天性のものがあります。
いずれの原因でも治療には顎矯正手術が必要です。手術は口内から切開することが多いので、お顔の表面に傷が残ることはありません。

顎骨骨髄炎

  • 口腔粘膜が腫れる・痛む
  • 歯がぐらつく
  • 熱が高い・だるい など

顎骨骨髄炎は、歯を支える顎の組織が細菌によって炎症・化膿を起こす感染症です。主にむし歯や歯周病の悪化が原因で起こります。そのほか、抜歯後や骨折、根管治療で用いる薬物が影響して感染することもあります。
発症したら、抗菌薬を使用する治療が早急に必要になります。重症の場合はまず膿を出し切るために、外科手術による処置を行います。

舌の病気と症状

舌の病気は、さまざまな「刺激」によって発症するものが多いとされます。約700種類といわれる口内の常在菌のバランスが崩れると、舌が炎症を起こすケースもあります。   

舌痛症

  • 舌がヒリヒリ・ピリピリと痛む 
  • 舌にしびれを感じる など

舌痛症とは、舌の炎症により痛みが発生している状態です。舌に鋭利なものが刺さる、矯正装置で擦れるなど、舌の外傷が原因となるものや、ウイルス感染や貧血、栄養不足などによるものがあります。また、因果関係は不明ですが、精神的なストレスが作用して舌に痛みを感じる可能性もあります。
外傷が原因の場合には、軟膏の塗布や抗生物質の服用、口腔内のケアで治療します。精神的なことが原因と考えられる場合は、他の診療科とも連携しながら、痛みをコントロールする認知行動療法のほか、抗うつ薬や精神安定剤の服用も検討しながら治療します。

味覚障害

  • 味がよくわからない
  • 何を食べても味気ない
  • いつも食べていたものが薄味に感じる など

味覚がわからなくなる状態が味覚障害です。舌の病気に多く現れる「痛み」の症状がないので、気づくのが遅れがちな病気です。栄養の偏りや精神的な問題に起因しているケースが多くみられるため、必要に応じて他の診療科と連携し、治療を進めていきます。

粘膜の病気と症状

口腔粘膜とは、お口の中の歯以外の広い部位をいいます。お口の中は入れ歯をはじめ、詰め物・被せ物などの修復物や食事などの刺激が多く、汚れやすいことからさまざま症状の出やすいところでもあります。
口腔粘膜の病気は大きく分けて、「お口の問題によって起きるもの」「全身疾患の症状の1つ」「皮膚疾患の症状の1つ」の3つがあります。そのため口腔外科だけで治療を進めるのではなく、他の診療科と連携し治療を行うことが多くあります。   

口腔乾燥症

  • 口が渇く
  • 味の感じ方が変わった
  • 口臭が強くなった
  • 舌がひび割れる など

口腔乾燥症とは、唾液の分泌が減り、舌が乾燥してしまう病気です。「ドライマウス」という病名でよく知られています。
体内の水分が急激に失われたり、水分の摂取が不足したり、抗ヒスタミン薬の服用などで唾液の分泌量が減少することが原因です。
治療は、唾液腺マッサージや口腔保湿剤の使用、生活習慣の改善を試みることで唾液の分泌量を増やして症状を緩和させていきます。

口腔カンジダ症

  • 舌に白い苔状のものができた
  • 粘膜が赤くなってきた
  • 口中がしみる など

お口の中にもともと存在するカンジダ菌が免疫力の低下などによって増殖し、お口の中に炎症を起こす病気です。痛みや味覚障害が現れることもあります。
急性型と慢性型がありますが、急性型は舌にできた白い苔をガーゼで拭うなどしてお口の中を清潔に保つことで症状を改善できます。慢性型は、全身疾患によってお口の常在菌のバランスが崩れて発症していることも考えられるため、治療に時間がかかることもあります。

口腔がん

  • 歯ぐきや舌が赤色や白色に変色している
  • 硬いしこり、腫瘍がある 
  • 首にしこりがある など

舌がん、口腔底がん、歯肉がん、頬粘膜がんなど口腔内にできるがんの総称を「口腔がん」といいます。粘膜の上皮から発生する「扁平上皮がん」がほとんどです。
舌がんの発生頻度は口腔がん全体の約40%を占めています。
一般的には手術療法、放射線療法、抗がん剤の3つの治療方法を、症状によって組み合わせます。治癒率はがんの発生した部位やステージによって変わりますが、口腔がん全体で5年生存率は60~70%とされています。お口の中がいつもと違うと感じたら、早めに受診しましょう。

外傷治療

お口の周辺のケガも治療します。

梶が谷・にこにこ歯科・小児歯科

歯科口腔外科では、お口の内側のほか、お口の周辺をケガしたときにも治療を行います。
交通事故をはじめ、作業事故、スポーツ事故、転倒、特にお子さまの場合はケンカなど、いろいろな原因によりお顔やお口周りは外傷を受けやすい部位です。いずれの場合も歯に異常がなければ、歯科口腔外科ではなく整形外科など他科を受診される方が多いと思います。
歯科口腔外科では顎の骨折や歯の脱臼、かみ合わせがずれていないかなど外傷の状況を総合的に判断し、治療を行っています。顔面にケガをした場合は、歯科口腔外科までご相談ください。

歯が抜けてしまった場合には

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転倒やスポーツ中の事故などで、歯が抜けたり、折れたりしてしまった場合には、元に戻せる可能性があります。抜けた歯、または折れた歯の破片をお口に入れるか、牛乳に漬けて歯根膜を乾燥させずになるべく30分以内に歯科医院までお持ちください。
時間が経過すると、損傷した歯を元に戻せる確率が低下していきますので、できるだけ早く受診してください。ただし、同時に頭部を強く打っている場合には命に関わりますので、脳外科などでの検査を優先してください。